とりえかんざし

いつもなにかにこころをよせて、恋していたい

本の購入に至るまで。わたしの場合

わたしは本を読むのが大好きだ。

暇さえあれば本屋や図書館へ行って、探検をする。
次に読むべき本を探し、狙いを定めている。

そして今日も――。


以前ミニマリストに目覚めたわたしは、自室のモノというモノをほとんど処分した。
もちろん本も例外ではない。

中には3,000円くらいした本もあったが、泣く泣く処分した。

人にあげることも、売ることもできなかった。
なぜならば当時、手離すつもりは毛頭なかったためか、読みながら蛍光ペンで線を引いたり、メモを躊躇なく書きまくっていたからだ。
できるヒトはそうするんだトカ。
中には切り取ってノートに張り付けたものまであるから恐ろしい。

恥ずかしいメモと共にサラバ。


図書館に通い始めたのもこの頃からだったかもしれない。


部屋はすっきりとし、
朝、布団をクローゼットにしまってしまえばテーブルのみになる。

余計な買い物はなるべくせず、部屋にモノが入らないように努めた。

祖父がハイカラな敷布団カバーを人からもらったっていうんで、わたしにくれるって言ったときも、もちろんお断りした。


いつの間にか、図書館で借りてきた本が4~5冊部屋にあるのが当たり前になってきた。

しかしコイツはノーカウント。
読み終えればちゃんとリリースできるからだ。
所有ではない。断じて。


しばらくは借りて返して、借りて返してという流れはスムーズにいっていた。順調順調。

部屋にモノを増やさないことも継続できていた。


そう、継続でき ていた、 のだ。


ある時、一冊の本を購入した――。


その本は図書館で借りて読み始めたものだった。おもしろいし、ためになる。
貸し出しの期限を延長した。

その延長期間ももう切れる。
ずっと読んでいたい。何度も読み返して読み返して本と一体になりたい。
そんな気持ちが大きくふくれあがる。

しかし所有したら、、、
そう思うと文字通り荷が重くなる感じがした。

とりあえず借りてるものは返さなければならない。
期限前日に返した。


それからというもの、その本を図書館で再び見つけては読み、本屋でも偶然見つけては読んでいた。
偶然にしては、えーっとマアしょっちゅう読みまくっていた。

2週間ほどたったろうか。
また図書館で借りていた。


その本を返す頃には同じ本を別に購入していたのでした。


わたしは本が大好きなんだ。

大好きなモノを我慢してどうする。
好きなものなら囲まれろ。
たとえミニマリストを目指していても。
いや、ミニマリストを目指しているからこそ、必要を知れ。

好きなんだよ。

そんなら、囲まれて溺れてしまえ。


今はそんな心境である。



この頃好きな本と出会いやすくなってきた気がする。

読むペースも読む数も増えているから当たり前だが、それだけが理由じゃない気もしてくる。


わたしが購入に至るまではだいたいこんなイメージである。

とりあえずきっかけは図書館ということになる。
これからもお世話になります。