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とりえかんざし

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「本当の学力」は作文で劇的に伸びる -芦永奈雄(あしながなお) -大和出版

前は自然を見ても「すごい。」としか思わなかった。今は、この「すごい。」をどう描写しようかと考える。ちょっとした行動でも、つい描写を意識している。

隔週記事を書きたいとりえです。日曜日のお題は「読書・本」。

ぜひ紹介させてほしい本がある。
冒頭で引用させていただきました、目覚めるようなこの一文。秘密は、もちろんこの本の中に詰まっている。

「本当の学力」は作文で劇的に伸びる

その日わたしは書店でべつの本を求めるつもりで行った。

だが、その本は在庫切れだった。残念無念。

あてもなく書店をうろつくわたしの右下前方に、気になる題名の背表紙がひっそりと並んでいる。そう、今日紹介す る本である。

目にとまってしまった。一度やりすごすが、気になって仕方がなくなってくる。ああ、またこのパターンか。

この状態になるとわたしはその本を読まないかぎり、数週間は気になって気になってしょうがなくなる病を発病してしまう。

これをこじらせると大変である。時に、一日がかりで本屋という本屋をハシゴして1冊の本を探し回ったこともあった。

でも「作文」の本とか前に読んだし、まだそれも定着させてる途中だし、他に手を出すのはなんか浮気みたいだしぃ…。

読むことにした。

同ジャンルの本を重ねて読むことは、その道を知るにはもってこいなのだよ。読書は自由。不倫万歳。

目次を一覧し、パラパラとページをめくってみる。
すると筆者は、多くの人が文章が書けない理由として、国語の勉強、特に「書く」勉強をまったくしないからだと語る。そしてさらにその理由を掘り下げている。

なぜ、書くことをしないのか?
もう答えは出ています。国語はできて当たり前だとみんな思っているからです。できて当たり前だと思っているからやろうとしないし、実際しません。

文章を「書く」ことをほとんどしていないし、そういう教育も受けませんから、書けない。日本人なのですから、書けるのが当たり前でしょ、と。わざわざ勉強しなくていいでしょ、と。

たしかにそうだ。


文章を書こうとした人ならわかるはず。
いくらわたしたちが日本語で生活しているからって、文章を書くことって本当は難しいんです。でも、みんながみんなできると思ってて、学びも教育も疎かになっちゃって、いざ書こうとしたときに、仲良くつまずく。
至極、当たり前なことに、はっと気づかされました。


さてさて、これがどういうことか。お気づきのお方は頭がいい。
文章を苦手と思っている人にとっては朗報だ。

つまり、この本は、そんなわたしたちにこう言っているのです。


「ちゃんと教えてもらったことのないあなたに、今日初めて、文章の書き方を教えてあげるよ。きっと上手になるよ。楽しいよ。」


***

いてもたってもいられなくなる。

筆者が提案しているのは形式ばったつまらない作文じゃない。「ストーリー作文」だ。ぜひその作文例に触れてほしい。

書き方や書く意識の常識が覆る。もちろん、書き方の教え方、テクニックがこれまたわかりやすくて、簡単にすぐ試せるものばかりです。みんな書く練習をしないのですから、練習するだけでもきっと頭一つ飛び出ます。うひひ。

またまたブログを書くのが楽しくなりそう。腕がなります。


そして文章がかけること、表現できることの楽しさと重大さを広めたいとりえでした。ちょっと本気で取り組みたい。

というわけで、おすすめ。

「本当の学力」は作文で劇的に伸びる

「本当の学力」は作文で劇的に伸びる


そしてこちらの本と一緒に二股してみてくださいな。作文の常識が覆る。