とりえかんざし

いつもなにかにこころをよせて、恋していたい

親孝行にはなったかも

荒波に身を任せ
このときばかりは息も合い
ラッコのように手を繋ぎ

ゆらゆらとゆれながら

わたしたちは
息を静めていた

f:id:torieee:20160313231815j:plain「ちょっと待ってて」

うん

人を待つ車内
後部座席の窓際
天気は曇りだけど
雲のすきまから陽がさしていて
あたたかく
うとうとするのが心地いい
この感じ、覚えがある
この感じ、覚えがあるよ

なんだか懐かしい…


高校に入ってからだ

授業中思わず眠ってしまうのは

そのあたりから
いや、もっと前から

高校受験、中学3年あたりからだ

学校ではもはや
学歴しか身に付かないと
どこかでそう感じていた


この無防備に寝かせてしまう環境は

わたしをだめにする

せめてもの抵抗が
休息であったのかもしれない


クラスメイトとも
仲良くしてたかもしれないけど

けど

いつもどこかで
ひとりぼっちを

いくら水を注いでも
潤わない
満ちない
上木鉢の中の土


あれは水ではなくて

消毒液(アルコール)




わたし、それは、苦手でね