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とりえかんざし

日常と、絵と作文の“毎日更新”練習帳。いつもなにかに心を寄せて。恋していたい。

不思議とうれしくなりだすの

読書・本

わたしが、「なぜ毎日のブログ更新を“決まった時間”にしたいのか」

ということを説明するのには、この本が欠かせません

先に、引用させてください

時間を決めずに気まぐれにやっていると、子どもは、それを“たのしみに待つ”ということができなくなります。そうなると、たとえ、一度や二度、たまたまお話を聞いておもしろいと思ったとしても、その経験は、子どもにとって、通りすがりの経験といいましょうか、心の表面をなでていくものにとどまって、心の中に根をおろすものとならないからです。
星の王子さま』の中で、キツネが、友だちになろうとしてやってくる王子さまに、こういうことをいっています。

お話を語る (たのしいお話)

『お話を語る たのしいお話』ー松岡享子 ー日本エディタースクール出版部


「いつも、同じ時刻にやってくるほうがいいんだ。あんたが午後四時にやってくるとすると、おれ、三時には、もう、うれしくなりだすというものだ。そして、時刻がたつにつれて、おれはうれしくなるだろう。四時には、もう、おちおちしていられなくなって、おれは、幸福のありがたさを身にしみて思う。だけど、もし、あんたが、いつでもかまわずやってくるんだと、いつ、あんたを待つ気もちになっていいのか、てんでわかりっこないからなあ……きまりがいるんだよ。」

星の王子さま―オリジナル版

星の王子さま』ーサン・テグジュペリ作 ー内藤濯訳 ー岩波文庫


なんかすっごくわかります、この待っているときの気持ち。

身近なものですと、週刊雑誌とか、テレビドラマとか、学校の給食とか、七夕とか、いつも決まった時間にやってきては、わたしたちを、楽しませてくれます。

ほんとうに、楽しみにしていると、時間が近づいてくるにしたがって、まだ(今現在の時点で)何も起こっていなくとも、近い未来になにか待っているものがあるというだけで、気持ちが勝手に高まってきて、幸せな気持ちになったりするんです。 


ブログ更新も同じように、決まった時間に更新することに、チャレンジする価値、あるんじゃないかなーって思うんです(やってくださいという意味ではありません、わたしが個人的にそうしたいだけですので!)

もちろん、わたしのブログ更新が、誰かの“楽しみの時間”になっているなどとは、恐れ多くて口が裂けても言えないのですが笑、毎日のクオリティはおいておいて、更新する時間くらい、ちょっと努力すればわたしにもできそうですから、まずはそこから、習慣にするべく、やってみたいなあと、思った次第です。


***

「お話を語る」っていう、松岡享子さんの本。“お話のじかん”というものについて、どうすればよりよいものになるのかということを、どこまでも、どこまでも考え抜いています。考え方が網羅されています。そのとめどない好奇心と愛情の眼差しは、語る側と、聞く側両方に対して向けられていて、ほんとうに、本とお話が好きなんだなーっていうのが、最初から最後まで。

こんな大学の講義があったら、受けたかったなあと思いつつ(本を読めただけで幸せです )

今日触れませんでしたが、中でもわたしがおもしろいなーっておもったのが、「お話のろうそく」の話です。気になる方はぜひ読んでみてください、図書館に行くと、あるかもしれません。


ブログを書けば、もれなく“語り手”なのですから、そう考えると、得るものも、少なくはないはずで、もちろん、単純に趣味として、図書館学校に行ってるつもりで、なりきって読むのも、楽しんで読むための、一つの作戦でオススメです。