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とりえかんざし

日常と、絵と作文の“毎日更新”練習帳。いつもなにかに心を寄せて。恋していたい。

本をレジまで持っていくだけなんだのに

日記 読書・本

 

わたしは馬鹿である

 

とても読みたい本があって

その次に、また読みたいなって思ってた本があって

 

この二つの本を求めに、夜7時くらいから、書店をはしごして、ふらふらしていました

 

ほんとにほんとうですと、読みたい本は、ひとつなのですが、それだけをレジに持っていって買うのが恥ずかしくて(こういうときがたまにあります)、ついでに、また読みたくなった本と一緒に買うことにしたんです

 

ほしいのはこの本です、が、買うとしたら、この本をあの本でまぎらわせて、平穏無事に、この本を手に入れたい

と、いった、情けない理由で。

 

買える条件は、この二つの本が、書店に同時に存在していること、もしくは、人の目など気にしないでレジまで持っていけること

 

ですが、後者の条件は満たせません、レジの係りの人の顔を見ただけで、気持ちが負ける。気づいたら、棚に本を戻してお店をそそくさと後にしているじぶんがいます。

 

じゃあ、二つの本があればいいじゃないか、それだけだよって、じぶんを励まして、書店を五件くらいあたりましたが、二つそろっているところは、とうとうみつかりませんでした。

 

どの店も、わたしが一番読みたい本は置いてあって、それを目にするたびにどきっとして、ああこの本を今日からちょっとずつめくっていけるのだとしたら、どんなに幸せなんだろうって思いながらも、ほんと馬鹿みたいですが、気持ちを抑え込んで、買わずに最後の書店を出ました。なんべんも、欲しいものが、目の前にやってきたというのに。

つまらない恥ずかしさを理由に、手を伸ばすのをやめた。 

 

帰り道、信号機は点滅信号に変わっていて、家に帰りたくないなあって、ぼそっと口からこぼれたのを気づかないフリをして、なんかいろいろと反省をしながら帰宅しました。

 

 

四月、生活リズムが変わってから、文字も頭に受け付けなくなったわたしが、本を読みたくてしょうがなくなるなんて、久々なんだから

 

本は逃げません

明日はしっかりなさい