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とりえかんざし

お休み中です

想像は良くも悪くも裏切るよ

 本から聞こえる優しい声は
わたしたちは永遠に自由だよと教えてくれる
本から溶け出す甘い涙は
ミルクのような柔らかいにおいがした

歌は指先から生まれて
壁は石灰で塗られた家々の街灯へと
流れ星になって光を灯す
ひとつは少年の胸に抱擁されるために
星屑をはじかせながら降り注いだ

妖精のかたちをしていっぱい抱きついた

 

混乱の渦に閉じ込めてあげる

道案内なんてできたためしがありません

こんな未熟者が教えられることなんかこれっぽっちもありません、だから教師になれなかったんだもん

未知の世界に迷い込ませて
引っ張るだけ引っ張った手をぱっと離して、一緒に迷って困ってるふりをしながら、みんなを観察する残念な子 

みんなを観察して記録するだけの透明な子

 

意味はあたしが書いたげる

意味なんてありませんよって書いてあげる

 

***

 

手からこぼれて顔面に直撃したスマホ

いい加減に寝なさいとサインを送っていた

また寝不足です

 

眼鏡が割れたらきっと困るので寝ましょうさあ寝ましょう

おやすみなさい、よい夢を