とりえかんざし

いつもなにかにこころをよせて、恋していたい

Noëlle

 

右も左もわからずに

君がめざした鐘の音(ね)は

カギのかかった蝋燭たちの

くろに灯ったねずみ色


命の集まる広場の中で

遠くできこえた鐘の音は

月の射しこむ藍(あい)雨傘の

積もった雪のうるみ色

 

凍った階段ごめんねごめんね

暗い足音ごめんねごめんね

冷たい指は重たいドアの

静かな呼吸を触れとった

 

 

抱きしめたくなる寝顔の横で

優しく笑った金の音は

毛糸で編んだ猫の心臓

溶けたい気持ちの裏返し


ツリーに飾った銀ぴかの星

ボーダーぶかぶか靴下だらけ

「あたしの家には煙突ないから」

「玄関開けてずっとずっと」

「あなたのことを待っています。」

 


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***

 

妄想ばくはつ、あほうでしょう。少し先取りずるいでしょ。こっぱずかしいけど晒します。

今日眠る前に明日起きた皆さまへ。

フライングですけど

メリークリスマス。

 

 

余談

「Noëlle」

→真ん中が顔に見えてかわいい。

 

 

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